センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

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センス・オブ・ワンダー
センス・オブ・ワンダー
定価:¥ 1,470
通販価格:¥ 1,470
在庫あり。
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EAN:9784105197025
販売元:新潮社
通販種別:単行本
クリエーター:Rachel L. Carson上遠 恵子
   化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした書として、いまも多くの人々に読み継がれている名著がある。『沈黙の春』だ。その著者レイチェル・カーソンの遺作として、彼女の友人たちによって出版されたのが本書である。

   本書で描かれているのは、レイチェルが毎年、夏の数か月を過ごしたメーン州の海岸と森である。その美しい海岸と森を、彼女は彼女の姪の息子である幼いロジャーと探索し、雨を吸い込んだ地衣類の感触を楽しみ、星空を眺め、鳥の声や風の音に耳をすませた。その情景とそれら自然にふれたロジャーの反応を、詩情豊かな筆致でつづっている。鳥の渡りや潮の満ち干、春を待つ固いつぼみが持つ美と神秘、そして、自然が繰り返すリフレインが、いかに私たちを癒してくれるのかを、レイチェルは静かにやさしく語りかけている。

   そして、レイチェルが最も伝えたかったのは、すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いだった。そのために必要なことは、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる」ことだという。本文中に挿入されているメーン州の海辺、森、植物などをとらえた写真も美しい。『沈黙の春』と同様、読者の魂を揺さぶらずにはおかない1冊である。(清水英孝)

宝石のような

2001-03-14 |Edit
センス・オブ・ワンダー
「沈黙の春」で有名なカーソンの作です。世のレビューを見ると「沈黙の春」は公害告発の嚆矢という評判ばかりなので、カーソンのことを重苦しいルポルタージュ作家だと思い込んでいましたが、ふと気まぐれを起こして読んで見たら全然予想と違い、科学的素養を持った詩人という感じでした。独特の美しい文章に惹かれて、最近はカーソンの本を集中して読んでいます。この「センス・オブ・ワンダー」は親子向けに書かれた自然観察の入門書だと思われますが読んでいて幼稚な感じはしません。何気なく見過ごしてしまいそうな自然のさまざまな美しさを発見して感動する尊さが平易な文章で語りかけるように書かれています。仕事に疲れたり、人ごみにもまれてグッタリしているときに読むといいですよ。ささくれた気分が収まっていくようです。

不思議さに感嘆する感性。

2002-05-01 |Edit
センス・オブ・ワンダー
海辺の潮風や森の空気などの自然の素晴らしさを、あふれる詩情と深い優しさで感じさせてくれてます。
原作者の晩年の心が伝わる、本当に素晴らしい本だと思います。
自然が好きな方へのプレゼントにも、良いのではないでしょうか。

センス・オブ・ワンダー

2002-07-26 |Edit
センス・オブ・ワンダー
環境学者として名高い著者が 姪の息子である幼いロジャーと共に生きることになり、彼を抱きしめながら、様々な自然の息吹きを伝えていく。森の中に分け入り、渚のしぶきを受ける気分を味わうことができる。ダイナミックな自然の力を感じるだけではなく、繊細な風の匂いや 小さな生き物の姿にも目を凝らす場面を 読者にも伝えてくれる。読者それぞれの幼児期の体験を再び思い起こさせてくれると同時に 未知の世界、より深い感性の世界をも見せてくれる本書は 大人にも 子育て中の世代にも そして子供への語り聞かせにもふさわしい一冊である。原書とは別の写真が添えられており 写真のページを繰るだけでも癒される。原書も合わせて読むことをお勧めする。英語の表現が詩的で 美しい。

あたたかい世界

2002-08-21 |Edit
センス・オブ・ワンダー
地学の授業で習ったレイチェル・カーソンがこんなにも綺麗で暖かい文章を書くということをはじめて知りました。難しいような気がして教科書に載るような作品は敬遠してきましたが表紙や写真の綺麗さ、そして優しい文章に強く惹かれました。本当に薄い本で30分もあればきっとすべて読めてしまうのだろうけれど何度も読み返したい、何人のひとにも薦めたい、そんな本です。

センス・オブ・ワンダー

2002-10-06 |Edit
センス・オブ・ワンダー
あわただしく過ごしている毎日、そんな一日の最後に「センス・オブ・ワンダー」の一節を読むだけで、心はまだ見たことのないメインの森を散策しています。ひとつひとつの苔の緑の美しさ、紅葉するかえでの色がまさしく「生きている」ことの喜びと不思議さをあらためて教えてくれます。やさしい言葉でカーソンは、「深い深いこと」を教えてくれているような気がします。幼い人々よりもむしろ成長した大人たちが読むことで、自分もまた、この大きな自然の一部なのだという「安堵感」を与えてくれます。メインの森の写真もまた心が和みます。現代人に必要な一冊のように思われます。

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